鍼灸師になるために歩んだストーリーその3

運動解剖学との出会い

 

治療だけして「はい、治りました。よかったですね」

これだけなら、なんら問題ありません。個人で開業しているならなおさら必要ないかもしれません。

 

(ただ、そんなすごい技術をもっていても、潰れる鍼灸院がたくさんあります。詳しくはブログで書きますね。)

しかし、病院等の医療関係で勤務する場合、情報の共有が必要です。共通の言語としてはやはり筋肉や神経の知識。

 

とくに運動解剖学の知識は必須と考え、またまた猛勉強。

 

Designed by Freepik

 

経絡と思っていたもの、経穴と思っていたものが、かなりの数を運動解剖学で説明できると理解しました。

 

経絡や古典鍼灸だけを勉強している人は、【運動解剖学】の知識が無いと、大きな落とし穴にハマってしまうかもしれません。

 

逆に筋肉メインでしか施術していない人は内科的な疾患や、少数穴治療への道が狭まっているかもしれません。

 

経営知識0のダメダメ院長

 

病院勤務時代のリハビリ部長からの誘いで、元阪神タイガースの選手がオーナーをつとめる整骨院に、週一日お手伝いする事になりました。

 

芦屋にある整骨院ですが、院長がパーキンソン病になり身体が動かなくなり施術ができない事が理由です。

 

数ヵ月後に病院を退社して、本格的に院長代理として入社しました。

が、その数ヵ月後、院長のご家族が整骨院を無理やり閉鎖してしまいました。

 

オーナーも何もできずあっけなく閉院させてしまいました。

 

技術には自信はありましたが、治療院を運営していくのに必要なモノ【経営力】がまったくありませんでした。。

 

技術力とサービス業の精神があればやっていけると思っていましたが、根本的なモノが欠けていました。

 

新たな出会い

 

新たに病院・整骨院を探す事になりました。

 

自転車で30分位の場所にある、病院がオーナーの整骨院に勤務するようになり、病院を手伝ったり整骨院の業務を両方やる事になりました。

 

そして、新たな刺激を受ける事に。

整骨院勤務時代の院長が教えてくれました。

 

【治療法ではなく、考え方】です。

 

今までにない発想です。
重力やその他の物理的な因子が身体に与える影響を考える。

 

そして、この考え方でフィルターを通すと、自然と運動解剖学の知識が増えていきました。

 

学校で習ったような治療法や、病院で教わったテクニックは、もちろん大切ですがよく患者さんから

 

患者さん:「昨日までは良かってんけどなぁ、先生。今日ぜんぜんアカン。また痛い」

私:「・・・そうですかぁ↓↓」

 

あなたもこんな経験無いですか?

 

とてもストレス。なんとかしてあげたいけど、教科書や、有名な先生の著書をみても間違っていない。

 

患者さんの状態が重症なので、時間がかかっているのかと思ったり。無理して働く患者さんに原因があると思ったり。

 

この時期の出会い・経験が、今の【シンプルスタイル鍼法】に活かされています。

再び東京へ

鍼灸学校時代の友人が、動物病院を運営しており、今度鍼灸院も併設するので手伝ってほしいとのこと。

 

関西に3年もいると、患者さんも多数診させていただいており、「途中で退職するのは期待を裏切ってしまう」と、すごく悩みました。

 

しかし、自分の中の【浪花節】??が、友人の願いを裏切る事が出来ませんでした。運動解剖学や中医学の勉強はどこでもできると思い、再び東京へ

 

動物病院とはいえ、病院です。人とは違う、医療の現場を体験できたのは本当に素晴らしい経験です。

-shared-img-thumb-SSK_minatabokkowosururetoribar_TP_V

人より寿命が短い動物たち、亡くなっていく動物をたくさんみてきました。

生きるとは何か。老いとは何か。

誰もが考える事ですが、鍼灸には

「身体を楽に」
「人生を楽しくする手助け」

 

ができると確信しています。

 

つづく

鍼灸師になるために歩んだストーリーその4
わたしのストーリー完結編です。 ストーリー1 ストーリー2 ストーリー3 突然すぎる鍼灸院のリストラ 委託業務という形態で運営してきましたが、ある年の10月末。 突然、経営者が替わると。。。 私:「うっそ~...
スポンサーリンク
あいさつ
スポンサーリンク
治療院ネット集客『ぷろはりどっとこむ』

コメント