鍼灸院を開業した後にやること、やってはいけないことの鉄則を守るべし

鍼灸院を開業したあと

灸院を開業した後の先生と、病院や治療院に勤務している鍼灸師との違いってわかりますか?

いろいろあります。

 

  • 開業鍼灸師は技術だけを追求していてはいけません。
  • 勤務鍼灸師は技術をどんどん追求してもかまいません。

過去ブログ

経営者の資質を磨けば自由になれる!資質が無いなら残念ながら・・
念願の鍼灸院開業!! 経営者としてのスタートです。 勤めていた頃の院長や先輩もいなくなった。 鍼灸師としての自由を勝ち取った! 自分のやりたい施術を誰にも邪魔されずにできる。 開業するときに誰もが思うバラ色の開業ストー...

 

1番違うのは鍼灸院を開業した後は「看板を守る」必要があります。

看板は治療院の評判でもあり、先生自身のメンタルでもあります。

鍼灸院を開業したあと

 

鍼灸院を開業した後は臆病になりましょう

これは経験則の違いかもしれません。

 

例えばがん患者さんへの対応。
勤務鍼灸師や初心者鍼灸師は経験を積むために何も考えずに対応するでしょう。

鍼灸院を開業した後の鍼灸師は、自分の鍼灸院の看板を守らないといけません。

対応するにしても鍼灸で対応できるコト、対応できないコトをしっかり患者さんに伝える必要があります。

 

これがちゃんと出来ていない場合、後々クレームになる場合もあります。

 

インフォームドコンセント

病状や治療方針を分かりやすく説明し、患者の同意を得ること。

当たり前なんですけど、出来ていない先生もかなりいます。

なぜできないのでしょう?

 

  • 経験が浅い
  • 治せる自信がある(自信過剰)
  • 目先の施術費がほしい

過去ブログ

患者さんとの会話上達法オレオレ先生は◯◯泥棒です
鍼灸院に来院する患者さんと初回から会話で盛り上がる先生はいないと思います。 メンテナンス目的で来院する患者さんとは違いますよね。症状も安定しているので色々な会話で盛り上がるコトもあるでしょうネ。 だけど、患者さんの話を盗んでいません...

https://www.prohari.com/post-549/

どれもクレームや事故になる可能性もあります。
気を付けましょう。

 

鍼灸院を開業後の看板を守るコトは自分自身を守るコト

自分の技術で手に負えない患者さんの対応をするとストレスになります。

 

来る者拒まず去る者追わず

 

わたしが鍼灸技術を教わっている先生がおっしゃっていました。

しかし、わたしは来る者拒む時があります。

 

先日もこんな予約希望の電話がありました。

 

女性
娘から聞きました。予約をとりたいのですが
わたし
どんな症状でお悩みですか?
女性
2週間前に風呂場の天井を掃除していて、脚立から落ちて手首と足首をひねって、腰もねじったのか腰も痛い
わたし
整形外科は受診されましたか?
女性
毎月骨粗しょう症の治療で整形外科は行っているから大丈夫です
わたし
(汗)いや、今回痛めた件で受診はしていますか?
女性
していません。骨は大丈夫と思うし。1時間くらいかけて別の治療院に行っていますが、歳も歳だし、近くで揉んでもらえるトコを探しています
わたし
お話を伺っているとまずは整形外科を受診していただいた方がよろしいかと存じます。骨に問題が無く、お医者さんが「鍼灸や整体をうけて良いですよ」とおっしゃったら予約を取り直してください
女性
ああそうですか

 

 

断りました。

理由はいくつかあります。

 

状況を考えても骨に異常があるとは考え難いのですが、骨粗しょう症があるという事

 

骨粗しょう症は聞いたことありますよね。

 

骨脆弱性骨折というのもあります。
日常生活レベルのストレスで発生する骨折です。

 

年齢は伺っていませんが可能性は否定できません。

脚立から落ちているので胸椎圧迫骨折もあるかもしれません。

 

胸椎は体重をそこまで支えていないので、腰椎圧迫骨折よりは痛みが少ない場合が多いです。

手首を痛めています。可能性はかなり低いですが撓骨遠位端骨折もあるかもしれません。

揉んでほしいと言っていたこと

わたしは整体だけで治療もしています。
しかし、わたしは揉みません。

親指もへなちょこデス(笑)

 

同級生で指圧をしている方もいますが、親指だけグローブのようになっている人がいます。

なぜか施術家側も、患者さん側も腰痛なら腰を揉むという間違った認識が強くあります。

 

患者さんのニーズには1mmも答えることができないので「揉む」「マッサージ」というワードを発した方には揉まない事をしっかり伝えています。

 

こちらの質問に対して関係の無い話をしている

こういう方を治療するにしても

  • 問診に時間がかかる。
  • 治療中も初回から世間話をしてくる。
  • ここがよく凝るからココに鍼して欲しい。ココを揉んでほしい。などリクエストが多い。

 

信頼関係を構築できない人、コミュニケーションをとれない人は先生のストレスになります。

目先の売上げのために自分を削っていませんか?

 

鍼灸院を開業した後にするコトまとめ

開業鍼灸師は技術だけを追求していてはいけません。
勤務鍼灸師は技術をどんどん追求してもかまいません。

 

しっかり経営者として、マーケティングの勉強が必要です。

 

1番違うのは鍼灸院を開業した後は「看板を守る」必要があります。

看板は治療院の評判でもあり、先生自身のメンタルでもあります。

鍼灸で対応できるコト、対応できないコトをしっかり患者さんに伝える必要があります。

コメント