3つの黄色を呈する病態、熱が極まる前の色が黄色、脾土と鍼灸との関係は

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五行論で黄色といえば、土、脾に関係すると学校で教わりましたね。

今回は黄色に関してです。

脾土黄色

脾と黄色の関係、黄色はそこそこ熱の色

胃は水穀を受納し、胃の熱によって腐熟

胃は水穀と熱、陰と陽を含んで機能します。

脾は燥を好み湿をにくみ、胃は順を好み燥をにくむ。

脾胃は消化器系とまとめて表現されますが、燥と湿だけでみてもやはり違いがあります。

脾胃に関わる機能には陰陽の両面を含んでいます。

  • 消化に関係する体液の多くは、他の体液よりも黄色の強い色。
  • 養分が多い体液ほど黄色が濃くなります。
  • 黄色は穏やかな陽気の色でもあります。

脾についてのおさらい

鍼灸治療に活かす【脾は後天の本、気血生化の源、運化、統血】という考え

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脾に関係する黄色の生理的意味

黄色に関しては、熱との関係が重要になってきます。
赤よりは程度は弱いですが、熱を示しています。

黄色は陽を示していますが、同時に陰の性質を含んだ何かがあるのでしょう。

鍼灸治療の臨床で黄色の病理的意義を考える

病的な黄色とは、陽気が相対的に強くなりつつもまだ陰が保たれている状態。

黄色を呈する熱象とは、陽気が強まっているが陰をまだとどめているので、赤色を呈する熱象と違って乾燥感は少なく、粘性が特徴。

鬱熱

熱邪でも動的な勢いが少ない。
こもってしまうときは赤よりも黄色を呈してきます。

停滞する熱が津液を煮詰めて、粘性を高めます。

陽気が盛んになって生理的な黄色が程度を強くした状態で、弱い実熱。

鬱熱を発散させると共に陰を補う治療が必要になります。

陰虚

陰虚の場合、勢いの弱い暗い赤を呈する。

陰の減少の程度が軽い場合は、赤ではなく黄色を呈する。

分泌物や排泄物、陰虚で虚熱が生じてもまだ陰が残っているので黄色を呈す。

鬱熱とおなじような病態で、正常な津液が煮詰まる状態だが熱が原因ではなく、陰分の不足によって相対的に陽気が強くなり結果的に熱象が生じる虚熱。

陰を補う治療が必要になります。

湿熱

湿と熱がともに過剰となって結びつく実証で、陰と陽を共に含む病態の黄色。

  • 陽黄:熱の勢いが強く鮮やかな黄色を呈す
  • 陰黄:黒ずんだくすんだ黄色、生気の消耗が原因で生じる湿熱

湿と熱ともに排除する必要があります。利湿と清熱を組み合わせての治療になります。

鍼灸治療の臨床で五行の黄色を活かすには

熱が極まっていない、赤を呈す手前の色が黄色だと理解できたでしょう。

排泄物や分泌物の色を聞いて治療の判断材料にしましょう。

しかし、五行の土=黄色は、はっきりわかりません。

単純に黄土色という言葉があるように土の色と理解するのがシンプルかもしれません。

鍼灸治療の臨床では、望診で五色を利用したりしますよね。

とくに顔面全体、前額部、眼瞼の色、または前腕の状態など。
しかし、カラーチャートのように基準となる黄色はありません。

そのため初診の患者さんで色の判断は危険です。

まぁ一般の人が診てもあきらかに顔色がおかしければ別です。

「そんな鍼灸師いないよ」

って、思うかもしれません。だけど近い事をやっている鍼灸師はたくさんいます。

脈だったり、舌だったり。

個人の基準が最初からわかるワケがありません。

ある程度、経験に基いて話はできますが、謙虚さを忘れてはいけません。

鍼灸院を開業したら、自分の扱える疾患だけにしましょう。

色々な疾患にチャレンジしたいなら勤務する事。

良い評判より、悪い評判の方がすぐにに広がります。

開業鍼灸師の心得として評判を落とさない事が大切です。

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