肺と関係する白色、鍼灸治療では血の不足や冷えを表す。

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白といえば、清純なイメージ、冷たいイメージがあります。東洋医学で白といえば肺と関係してきます。

肺白五色

五色の白は自然界だと冷たい性質を示す

寒い中で息を「ハーッ」とすると白い息になりますね。
窓ガラスやグラスが冷気や冷水によって結露します。

白が光を反射するから白く見えるのではなく、光が乱反射しているので、白色を呈します。

すべての色は光の反射によって生じています。

食塩の色は白色ですよね?
しかし、1粒1粒は透明で、これらが乱反射し結果的に白色だと感じています。

反射の際に特定の波長が吸収され、反射光のスペクトルが変化しそれぞれの色となります。

白は混じり気のない清潔な印象です。

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白色はすべての要素をバランスよく含む状態を示す色

ホワイトバランス

被写体は、太陽の光やライトなどの光源からの光を反射して、目やレンズに写ります。
人間の目は、被写体に自然光があたっていても、電球や蛍光灯の光があたっていても、白い色は白と認識しますが、実際には光源によって、青っぽくなったり、赤っぽくなったりしています。 光源には色温度があるためです。
デジタルカメラでは、白いものが白く写されるように調整する必要があります。どのような光の下でも適切な白色を再現するための機能が ホワイトバランスなのです。

ホワイトノイズ

ホワイトノイズとは、音声などに混入するノイズの中で、全ての周波数帯域においてエネルギーが均一に混入した雑音のことです。

音の周波数をグラフで表現すると、ホワイトノイズでは雑音が均一に混入しているため平坦に近いグラフとなる。このグラフを光の波長に置き換えると、白色を示す周波数の特徴に一致することから、ホワイトノイズと呼ばれている。

聞いてみましょう。

白色はすべての要素をバランスよく含む状態を示す色でもあります。

生体において白を呈するのは多くの場合、白の色素が増加するより、他の色素が脱落することで生じます。

髪や皮膚における黒の色素が脱落して、白髪や皮膚の白斑を生じる。

鍼灸治療の臨床でよく見られる白は、赤色が減少することで生じる白

生体における赤色は、「血」の色です。
生体全体や局所における「血」の不足が白色を呈します。

生体における熱の大半は血液によって運ばれます。
赤血球によって運ばれた酸素が局所において生体反応を促し熱を産生。

機能している生体においては、気と熱は「血」と行動を共にしています。

白色を呈する部位

血が少ない→熱が少ない→寒象を呈します。

局所での血の不足は

  • 全体の血虚が本態である場合
  • 気虚や陽虚が本態で、結果血の運行が希薄となり局所で血の不足を生じる場合

外因による寒も生体に白を呈す1つとなります。

  • 外界から寒気を受けて生体が冷やされる
  • 必要以上に熱を損失しないように末梢血管を収縮させる
  • 体表の血流減少を意味し、結果的に体表の色を白くする

分泌物や排泄物などの液状のものや、爪や角質層などの半透明の生体部分

  • 濁ることによって白色を呈してきます。
  • 津液も動きが止まれば「湿」や「痰」とよばれる邪に変わります。
  • 流動するものは透明です
  • 停滞するものは濁ってきます
  • 湿が滞り、生体に邪として影響を及ぼすものは白を呈する。

寒象で白を呈する場合

  • 津液が煮詰まることがなく、白濁しても比較的サラサラとした性質を持つ
  • 湿は全体または局所で少なからず量的な過剰を伴う
  • 白色にはサラサラと量が多い性質を伴うことが多い

白と肺と寒冷

白は寒冷を示す色になります。

五行において白と関連する肺は、生体においては体内の過剰な熱を発散する器官になります。

  • 呼気として熱を発散する
  • 皮膚の蒸散も肺の寒冷の性質を示す

肺における主な病態を鍼灸治療で対応するには

風寒犯肺(ふうかんはんはい)

風寒の邪が肺に侵入し、肺の宣発機能の減退がおこるも、衛気が弱い人に風寒の邪が衛表を破って侵入したものや、気候の変化が著しいときに本証を罹患する。

現代医学的には病原微生物や寒冷が気道より肺に侵入し、呼吸器系統の機能障害が引き起こされたものと考えられます。

風熱犯肺(ふうねつはんはい)

風熱の邪が肺に侵入し、宣発粛降作用を減退させる表熱実証。
風寒犯肺より病体が進行し、炎症性感染症の症状が悪化した状態。

痰熱壅肺(たんねつようはい)

熱邪が強くなり津を焼灼して痰を生み、痰が肺を塞いで肺の機能に影響を与える。
口鼻より侵入した温熱の邪や風寒の邪が化熱して裏に入り、熱邪が肺内にこもって肺を塞ぐことによって起こります。

重症な肺感染症、肺炎など

痰湿阻肺(たんしつそはい)

風寒湿の邪、慢性気管支炎、脾気虚弱の暴飲暴食が肺の宣発粛降作用や、脾の運化機能に障害を与え、痰湿を形成して肺に内定する。風寒の邪を受けることで症状は悪化します。

燥邪犯肺(そうじゃはんはい)

燥邪が肺に侵入して、肺が潤いを無くした状態。

わたしの場合、列缺に瀉法を施す事を基本としています。

  • 熱が強ければ大椎の瀉法
  • 寒が強ければ大椎の補法や灸
  • 痰が絡んでいるなら豊隆の瀉法
  • 潤いが必要なら太谿や復溜に補法

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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