腎について東洋医学的な考えを鍼灸臨床に活かす!足少陰之筋から考える

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基本は現代医学的な腎臓を含んだ、もっともっと大きなカテゴリで、多くの働き・機能を含んだものが「腎」です。

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腎虚と軽々しく言わない!

患者さんに説明するとき、この説明がしっかりなされていないと、誤解が生じます。

腎が悪いと言われたので病院に行ったら、腎臓はキレイで問題ないと言われた。
など・・・

絶対気を付けましょう。先生の信頼度が下がるのはもちろん、東洋医学全体の信頼度が下がります。

腎虚って何?説明不足だと売上げ低下と裸の王様になってしまう理由

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腎は先天の本

腎は成長・発育・生殖をつかさどる「先天の本」です。
成長・発育・生殖に関する働きを生涯にわたって左右する生命力のもとが「先天の本」です。

腎は性機能や排卵・月経などの生殖機能の周期的変化と関係が深い。
骨の発育や維持、歯、髪などとも深く関係していますね。

成長・発育・生殖に関する症状は、腎の機能低下が考えられますね。

腎は精を蔵し、骨をつかさどり、髄を生ず

腎は精を蔵し、精は髄を生じ、髄は骨を養う。

骨粗鬆症の場合、よく腎の低下と言われています。

ホルモンのアンバランス、加齢、栄養のアンバランス、運動不足、病気や薬の後遺症で、代謝が悪くなり、骨密度が低下してしまいます。

骨折の場合、化骨の形成にピエゾ効果を利用しています。
運動させたり、刺激を与えることにより圧電気を発生させて、骨折を早く治す工夫をしています。

整形外科 領域 における ピエゾ効果 について

腎を強くするためには運動(刺激)の必要がありそうです。
そう考えると、鍼やお灸による外からの刺激によって腎を強くできそうです。

精は生命力のエッセンス、これによって全身機能が維持されます。
髄は、脊髄やその延長の大脳にも関係。

髄は骨を養いますが、脊髄がある背骨が歪んでいると末梢神経の流れも悪くなるし、脳の機能も低下するでしょう。

姿勢の悪さがあると、腎の機能低下にも繋がるでしょう。
たしかに、足腰がしっかりして腰が曲がっていないご高齢の方は、お元気だし、ボケてもいません。

腎は姿勢の保持に関係している

抗重力筋と呼ばれたり、姿勢保持筋と呼ばれる筋肉と関係があるのでしょうか?

抗重力筋は前脛骨筋、大腿四頭筋、腹筋群、頚部屈筋群、下腿三頭筋、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋群と言われたりしています。

腎はbase(基底)だったりcore(芯、中心)、collect(収集、集約)です。
そう考えると、筋肉で考えれば腸腰筋・大腰筋との関係を考えた方が自然です。

無理矢理当てはめるのは良くありません。

東洋医学と西洋医学(解剖学)は、違います。

しかし、体幹トレーニングの重要性は一般的になって、どんなスポーツでもやっています。
ご高齢の方は、寝たきり予防や腰曲がり予防に大腰筋のトレーニングをしています。

coreトレーニング≒腎を鍛える

考えても良いかもしれません。

足少陰之筋流注から考える

足少陰之筋、起于小指之下、並足太陰之筋、邪走内踝之下、結于踵、
與太陽之筋合而上結于内輔之下、並太陰之筋而上循陰股、結于陰器。
循脊内、挾膂、上至項、結于枕骨、与足太陽之筋合。
霊枢:経筋篇

足の小指の下方から起こり、
足太陰経筋と並行して内くるぶしの下方を走り、
踵で足太陽経筋と合わさる、脛骨内側踝の下に結び
太陰経筋とまた並行して大腿部内側から陰器に結ばれる。
脊の内側に沿って、背骨両側の筋を上って
後頭骨隆起で足太陽経筋と合わさる。

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足少陰之筋病症

其病足下転筋、及所過而結者皆痛及転筋。
病在此者、主癇瘛及痙、在外者不能俛、在内者不能仰。
故陽病者、腰反折不能俛、陰病者不能仰。

霊枢:経筋篇

足の裏が引きつり、流注上が痛んだり、こむらがえりを起こす。
癲癇や痙攣が起きやすく、
病が外にある場合、うつむく事ができなくなる。
病が内にある場合、仰向けができなくなる。

病の外、足太陽経筋だと背側の筋肉が異常を起こすとうつむく、前屈ができない。
病の内、足少陰経筋だと内側(大腰筋・腸腰筋)の筋肉が異常を起こすと仰向けになれない。腰の曲がった高齢者、ぎっくり腰で腰が曲がった人は仰向けにはなれません。

まとめ

腎は成長・発育・生殖をつかさどる「先天の本」です。

腎は精を蔵し、骨をつかさどり、髄を生ず。

腎は姿勢の保持に関係している。

鍼灸治療院でよく取り扱う疾患は腰痛が断トツに多いです。

治療院の臨床に必要な考えとして、腎の機能や、流注、病症はとても重要です。

脈や舌、問診からの診断で臓腑の異常を考えるのは重要ですが、仰向けがやりやすいか、うつむく事がやりやすいかを検査するだけでもかなりの情報が得られますよ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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