イチロー・稲葉さんの対談。イチローの脅威の身体能力は心と体のバランスにあった

記事はお役に立ちましたか?シェアは以下のボタンからどうぞ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

イチロー選手の名言集を以前お伝えしました。

過去ブログ

イチローの名言集から学ぶ治療家としての心構え

今回は報道ステーションで放送された、イチロー選手と稲葉氏の対談を文字起こししました。

治療技術に繋がる話が出てきたのでシェアします。

イチロー選手・稲葉篤紀さんの対談2016年報道ステーション

続けてみることってすごく大事なことだなと思います。

イチロー:僕同じことずっとできるんですよ。

この4ヶ月間、日本にオフの間いたとき、車の中とか部屋の中とかほぼ1曲でいけた。

アホでしょ。
僕そういうタイプなんです。

すごい単純な作業ですけど。

合理的な考え方を持ってる人って省きがち、だから見えないものもいっぱいあると思う。

狭い世界でもずっと見てたらいろんなことが見えてくる。

それははっきり言える。

鍼灸治療も単純作業です。同じ検査法、同じ施術。それを何度も何百回も続けてみることが大切です。

筋肉の触り方も同じように触っていたら、色々な情報が入ってくるでしょう。

稲葉氏:甲子園なんて全然行く気なかった

もうプロ?

イチロー:はい、その一点でしたから、愛工大名電を選んだのもその一点。

ピッチャーをやるのも1番目立つじゃないですか。

プロ入ったらこっちのもん。

ドラフトが1位だろうが10位だろうが全然関係ない。
だからピッチャーを続けたかったっていうのもあったんですけど
でも途中イップスになっちゃって

稲葉氏:いつ?

高2の春です。
※イップス:精神的要因で思い通りにプレーができなくなる症状

テレビでは言ったことないかも。
イップスになって投げられなくなった

僕らの時代は

  • 1年生はゴミ
  • 2年生人間
  • 3年生神様

っていう位置づけでした。

稲葉氏:それ(イップス)どうやって克服したの?

イチロー:センスです!!!

1番の野球人生のスランプでした。
1番自信あったものでしたからね。投げることってその当時。

プロ入って治ったのは97年くらい

(オリックス)で日本一になったときまだイップスでしたから

でも支えになっていますよ。高校の2年半は、あんなしんどいことないですもん

しんどい思いはどこかでしておくべきですよね、早い段階で

鍼灸師は高校卒業と同等の学力があれば養成学校に入学できます。

だけど多くの方が社会人を経験して入学されます。

わたしもそうでした。

過去ブログ

鍼灸師になるために歩んだストーリーその1

だから最初は焦りました。入学すればすでに医療に携わる同級生や、東洋医学を勉強している同級生。高校卒業して入学した同級生まで。

全てにおいて遅れていると感じていました。

だけど、しんどい思いを社会人で経験していたので、鍼灸師になってから人生経験が活かされています。

過去ブログ

社会人から転職で鍼灸師を目指す人へ鍼灸学校入学後に実践する3つのマインド

スポンサーリンク
レクタングル(大)
<オススメ書籍>

dsp
http://www.directbook.jp/

【ホームページを自分で作る先生へ】
相手の頭の中に入る消費者心理の17原則
買わずにいられなくする41のテクニック
手に取るように相手のことがわかります。

プレイヤーの寿命、からだのバランスについて

稲葉氏:これだけ遠投している人観たことない。

イチロー:遠投今やらないんでしょ?

オズーナは遠投になると急に肩があがる。

肩は平行を保たないと意味がない。

変なクセがついてしまいます。それで遠投をやらない人もいるかもしれない。

長い距離を投げてるからといって短い距離が簡単になるわけではない

イチロー:去年僕ピッチャーやったじゃないですかあれで痛感した。

普段あれだけ遠投やるのでピッチャーで20球くらい軽くいけると思ったら翌日バリバリ

動けなかったですよ3日間くらい。

緊張感と、それでも全然使う筋肉が違う。

だから両方やらなきいけない

  • 近くで全力で投げる
  • 遠くでも投げる

僕の中で確立してる考え方

稲葉氏:最後までボールが落ちないよね。

ボールの回転数を(指で)あげる

  • 風に負けない
  • 空気抵抗がなるべく少ない
  • 風に乗れるような回転をかけるテクニック

分かっていても出来ないことってありますよね。

生まれ持った才能とか努力では掴めないものってある。

  • 足だったり
  • 肩だったり
  • バッティングで言うなら必ずグリップがここに残ること(胸をみせない)

野球の動きは胸を見せたらダメじゃないですか

投げる、打つ、バントもそうですよね

バッターは胸が投手に見えたら負け

これはみんな分かっているでも出来ない

手がでるから胸がみえてしまう

理屈でわかっていても出来ないですよ。

バットは最短距離で出せとかわけのわからん指導をされるから。

でも手は最後なんです。

手が早いオトコはダメ!

稲葉氏:基本的に下から?

イチロー:なんかエロいっすね

下から順番に伝えていく

腰が回転するから手が勝手についてくる

骨盤の動き、肩甲骨の動きが大事

股関節が開いちゃう

どうしても・・・

これは治療理論にも落とし込めますね。

骨盤の前傾後傾だったり、股関節の内外旋。

肩甲骨の動き、肩甲骨間の胸椎の状態。

治療の場合も検査をおこなうポイントになります。

稲葉氏:自分のクセってありますよね?

みんな分かっておいた方がいいですよね?

イチロー:

もちろんです。

基本的に人体の動きを理解しながらプレーすれば
ケガを防ぐこともできる

例えば
肩の力が入っているよ
リラックス、リラックスって言われても肩だけ力を抜いても無理。

これは僕の感覚ですよ。

ひざの力を抜かなきゃいけない

ひざの力を抜いたら肩も抜ける

ここのイチロー選手の感覚はスゴイですね。

四十肩五十肩で来院される患者さんは多くの場合、患側の股関節に無駄な力が入っています。

股関節がおかしければ膝にも影響がでてきますよね。

ひざの力を抜く=股関節に遊びが生まれる=肩の力も抜ける。

肩こりや首こりを訴える患者さんの場合、ほとんど局所に鍼をしません。

理由はイチロー選手が答えてますね。

イチロー:

そういうことを理解しているかどうか、ものすごく大事ですよ

目に見える部分しか言えない人が多い。

目に見える部分=書籍に書いてあるコト。

身体をもっと理解する必要が治療でも大事です。

稲葉氏:今トレーニングで体を大きくするのが流行っているじゃないですか

イチロー:
全然ダメでしょ!!!!

自分の持って生まれたバランスを崩してはダメ

トラとかライオンはウエイトトレーニングしない

人間知恵があるからいろんなコトやっちゃうんです

本来のバランスを保ってないと。

筋肉が大きくなっても支えている関節とか腱は鍛えなられない。
だから壊れちゃう、重さに耐えられないから。
大きくしたら膝にくるし、関節にきますよね。

当たり前のことなんです。

人体を理解すると動きとかトレーニングにだいぶ差が出る

人体を理解すると鍼灸治療にだいぶ差が出ます。

稲葉氏:それわかったのいつくらい?

イチロー:

僕も結構やりましたから、ウエイトトレーニングやりました。

やったら大きくなるじゃないですか、馬鹿だから嬉しくなるじゃないですか、
あーオレもちょっと大きくなったって

春先スイングスピードが落ちるんですよ。

回らなくなっちゃうんですよこの辺(胸周り)が

そういう失敗を毎年重ねて、何年くらいですかね、6~7年は同じことを繰り返してました。

稲葉氏:その時ふと気がついたの? 

イチロー:
毎年、不思議だったんですけど毎年僕春先ぜんぜん動けない。
シーズン入ると痩せてくるじゃないですか、シーズン中はトレーニングできなくて痩せてくる。

そうすると、スイングスピードが上がる。

無駄なトコが省かれるから、それが答えじゃないですか!

だから本来のバランスを崩しちゃダメ

情報が多すぎてだからどれをピックアップしていいか、そういう問題がありますよ。

鍼灸治療で言えば、陰と陽かもしれません。

解剖学で言えば屈筋と伸筋かもしれません。

バランスをちゃんと考えて治療できていますか?

右も左も同じツボを使っていませんか?

稲葉氏:今そういう時代になってきている。知識がありすぎる。

頭でっかちになる傾向はある

稲葉氏:でも最短でいける可能性もあるじゃない?

イチロー:

無理だと思います。

失敗をしないでたどり着いた人と
全くミスなしで間違いなしでそこにたどり着いたとしても、まあつけないですけど。

そこにたどり着いたとしても

深みは出ないですよ

単純に野球選手としての作品がいいものになる可能性は、可能性ですよ。
僕は無いと思います。

あったとしても、やっぱり遠回りってすごく大事

僕の中で、無駄なことって結局無駄じゃない

でも今やっていることが無駄だって思ってやっているわけでは無いですよ。

無駄に僕は飛びついているワケでは無いですよ。
後から思うとすごい無駄だったってことはすごく大事なコト

合理的な考え方ってすごく嫌い

遠回りすることが1番近道だと信じてやっています。

社会人から鍼灸師を目指す方にはすごい励みになる言葉だと思います。

青木選手とイチロー選手の心とからだ

番外編ですが、青木選手がイチロー選手とバッティングについて語った話ですが、こころの病気へのアプローチに関するヒントがあります。

どうしていいかわからない時はあるんですけど。

その気持ちが原因じゃなくてたぶん技術が無いからだと思います。

毎日毎日やっていると疲労が溜まっていきます。そうなってくると体が変わってくるんですよ。

だからいつもどおりのスイングができなくなるんです。

例えば、お勤めの人が毎日毎日同じ作業をやっていくと疲労が溜まっていきます。そうなってくると体が変わってきます。

だからいつもどおりの生活ができなくなります。

疲労をタメないために、適度な運動や日常と違った動きをする必要があります。

だからメンタルで負けてるってことは間違いなく無くて、それで迷ってメンタルがやられるコトはあるんですけど、

でも基本は体からですね。

と、僕は思っています。

これは過去の記事でもお伝えしていますが、うつ病の患者さんや、自律神経失調症、パニック障害、不眠症。

鍼灸で対応できます。

身体を治療して良い状態になれば症状も改善すると考えています。

特別なコトをする必要はありません。

過去ブログ

自律神経失調症を鍼灸治療で施術する!初心者鍼灸師よ恐れるな呼吸を確認せよ

だから体の芯を作ってしっかりトレーニングするんですね。

そこを結局突き詰めるしか無いんですね。

これはイチローさんとも話をしていて、イチローさんも同じようなコトを言っていました。

悩んだことがあって、たまたま去年カンザスでイチローさんと食事をして、その時に
打てないんです。って話したら

同じこと言ってて、それはもう突き詰めるしかないね。

その時はっとしますね。
ドツボにハマっているから、だからその考えをするようになってから気持ちも楽になった。

要はみる方向が自分の体しか無いって。そういう風に考える。 

お知らせ

技術も不安、経営はもっと不安な鍼灸師の方へ

技術力アップ&経営力アップメルマガを発行中

ご希望の方は下の画像をクリック!

ぷろはりメルマガ募集正方形1

スポンサーリンク

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

記事はお役に立ちましたか?シェアは以下のボタンからどうぞ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

ブログの更新情報はこちらで配信中

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です