鍼灸院を開業しても3年で70%は廃業する事実。それでもまだ開業したいですか?

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鍼灸師になって3年、患者さんからも「先生」と呼ばれ技術力もついた。
そろそろ開業して「自分の鍼灸院を持ちたい」

そんな感じで起業を考えていますか?
安易に鍼灸院を開業すると・・・廃業します。

鍼灸院廃業

鍼灸院の開業は簡単です

鍼灸院の起業は他のビジネスに比べると格段に開業しやすいです。
もちろん最低3年間の養成校を卒業して、国家資格取得が必要ですが。。

同じ国家資格の柔道整復師と比べると、電気治療器やレセコンなどの初期投資が少ないです。

鍼灸院では初期予算も少なく開業できるメリットがあります。

星の数ほどある鍼灸院も含めて、最近は起業ブームと呼ばれています。

しかし、

  • 起業1年目で約40%
  • 起業2年目で15%
  • 起業3年目で10%

合計すると3年以内に約70%が廃業しているという現実を知っておかなければいけません。

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起業して3年以内に70%が廃業する

「鍼灸院は会社じゃないから関係ないよ」
そう考えている先生もいるかもしれません。

たしかに鍼灸院は初期投資も少なく、廃業のリスクは少ないです。

とくに、

  • 独身で扶養している人はいない
  • 自宅開業で親と同居
  • パートナーも勤めていて、共働き
  • 子供はいない

上記に該当する人は、廃業のリスクはさらに下がります。

収入は少ないが、支出も少ないので当然廃業リスクは下がりますね。

ほとんどの鍼灸師が考えている「技術力があれば成功できる」というウソ

専門学校時代、ベテランのおじいちゃん先生が言っていました。

「開業しても最初は暇だから古典の勉強をしなさい。」

これを鵜呑みにしている学生さんがいれば絶対聞き流してください。

時代が違いすぎます。今の世の中、こんな事したら確実に廃業します。

専門学校時代、専任の講師が言っていました。

「うちの学校は技術力が高いので、開業しても食っていけるよ。」

これを鵜呑みにしている学生さんがいれば絶対聞き流してください。

自分で開業していない&学校から給与を貰っている専任講師の言葉に説得力は全くありません。

鍼灸院に勤めている先生なら、「独立して自分で開業したら、もっと自由に自分スタイルの治療ができるようになる」と考えているかもしれません。

わたしもそうでした。

しかし、実際には、独立を決意して物件探しなどを始めた瞬間から、治療だけを続けることや、鍼灸に関係する医学書だけを読む生活は、事実上不可能になります。

ひとり鍼灸院を開業するには自分の中に3つの人格が必要

あなたは多重人格者ですか?
当然ですが、答えはNOですよね。

勤務鍼灸師の場合、人格は1人だけで良いです。

鍼灸という専門職をフルパワーで発揮できる職人

しかし、開業するには

新しい世界を開拓する野心的な起業家

鍼灸院を安定経営させるマネージャー

この3つの人格が必要になります。

開業したいと思っている先生に1つ言っておきます。

鍼灸だけをやりたいなら絶対開業はしないでください!!

鍼灸院を開業する前に読んでおきたいおすすめ書籍

さきほど、治療だけを続けることや、鍼灸に関係する医学書だけを読む生活は、事実上不可能になります。

とお伝えしました。この書籍を引用させてもらっています。

その内容として、

致命的な仮定とは・・・「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」ということである。
私がこの過程を致命的だと書いたのは、この過程が間違っているからにほかならない。

事業の中で専門的な仕事をこなすことと、その能力を活かして事業を経営することは、まったくの別の問題である。それにもかかわらず、多くの人達は会社を経営するという面を見落としたまま、起業してしまう。

技術力と経営力は全く違います。

私は開業してからそのことに気がついた「ごく一般的な鍼灸師」でした。

「とても遠回りしていたなぁ」と振り返ると実感します。

先生はそんな遠回りはしないでくださいね!

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