眼精疲労を鍼灸治療する場合、アナトミー・トレインの実験結果を理解しておく

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前回、アナトミー・トレインの浅後線の大腿後面のお話をしました。
アナトミー・トレインの浅後線と足太陽経筋はほぼ同じ。鍼灸で使うなら覚えやすいものでいいじゃないか

今回は浅後線の頚部辺りと眼のお話です。

眼精疲労鍼灸治療

アナトミー・トレインでは後頭直筋と頭斜筋は浅後線の機能的中心

大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋、まとめて後頭下筋群と言われる筋肉ですね。

後頭下筋群

アナトミー・トレインでは、眼球運動と背筋の協調運動とを連結する中心的役割として紹介されています。

その理由として、後頭下筋群では、筋組織1gにつき36個の筋紡錘があると書いてあります。
大殿筋では7個だけ。

筋紡錘とは、骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に重要な働きをする。https://kotobank.jp/word/%E7%AD%8B%E7%B4%A1%E9%8C%98-481782

これは非常に興味深いですね。

患者さんでも傾きや捻れが大きな人は、体調が悪いです。
患者さんにもバランスが崩れていたら、無意識に身体が補正してきますよ。

と、伝えています。

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眼球運動をすると後頭下筋群が動きます

さて、アナトミー・トレインでも紹介されている実験が面白いです。

1,手掌を後頭部の両側に当てて、母子を頭蓋骨後部のすぐ下に当てます。

2,後頭骨縁で深層筋が実際に触れられるように、深層の筋を越えて母子を中へそっと入れる。

そして、目を閉じます。

3,そこで、頭から指が離れないようにして、眼球を左右に動かす。

4,両方の母指の下で、これらの小さな筋の緊張が変化するのがわかりますか?

頭部が静止していても、この主要な小さな筋が眼球運動に対して応答しているのがわかるはずです。

眼を上下に向けると、他の後頭下筋群も同じように動くのが感じられます。

眼球運動は必ず後頭下筋群の緊張を変化させます。

眼球運動と後頭下筋群の実験結果を鍼灸治療の臨床で活かす

  • 眼球運動に関与する筋肉が緊張してくると、後頭部周辺の痛みに変わる。
  • 姿勢が悪く、後頭下筋群にいつも負担が多いと、眼精疲労にも繋がる。

こういう説明と実験をちゃんと患者さんに伝えられると、信頼関係の構築は簡単です。

患者さんとのコミュニケーションが苦手な先生は、

眼精疲労=ブルーベリー

のような、一般の人でも知っているような事を指導しています。

枸杞子の指導もブルーベリーと大差ないですよ。

もちろんブルーベリーや枸杞子の指導も大切ですが、プロとしての指導ができると良いですよ。

眼精疲労を鍼灸治療でアプローチするなら風池天柱

鍼灸院には、眼精疲労を訴える患者さんって意外と多いですよね。
まぁ眼精疲労だけの人はいません・・ほとんど肩こりや首の痛みも訴えます。

初診で来院したら、わたしの場合、

肝血の不足?(脳への血流異常)

と、考えたり。

頚部辺りのバランスの悪さを考えます。

そのため、立位でバランスを必ず診ます。

  • 後頭骨の傾き
  • 頭部の回旋
  • 首だけで上を向く方が楽か、下を向く方が楽か

この3つの動きを確認します。

過去ブログ

鍼灸治療の共通言語を増やす。シンプルに身体を3つに分類しよう

もちろん、仰臥位になってもらい、頚椎の状態(ストレートネックなど)を触診します。

それで風池や天柱を使うか決定します。

風池や天柱を使う場合も、後頭下筋群では、筋組織1gにつき36個の筋紡錘があると理解しておいてください。

身体のバランスが取れていない状態で、風池や天柱で後頭下筋群をユルユルにし過ぎると、姿勢を上手くキープできない場合があります。

患者さんに辛い思いをさせてしまう結果になります。
注意しましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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