陰陽理論は暗記をするな!視点や基準を設けて鍼灸治療にも活かす

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陰陽はできるだけ自然と同じように考えます。
教科書のように◯◯は陽、◯◯は陰と決めて暗記するのは良くありません。

陰陽の属性、陽は外へ、陰は集まる

陽は放散、拡散、外方向への属性

陰は凝集、収束、内方向への属性

陽は

  • ある地点から外に向かう。
  • ある地点から上昇する。
  • 躍動感にあふれる。
  • 単位あたりの重量は軽くなる。

陰は

  • ある地点から内に集まる。
  • ある地点から下降していく。
  • 動きが重い。濃厚な感じ。
  • 単位あたりの重量は重くなる。

物事には基準や視点を定めるのが重要です。科学や物理もそうですよね。

自然や物理的な要因で考えると
天体、空間位置、方向、行動、速度、重量、時間、季節、色々な物理的な性質など。

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陰陽可分

前回、陰陽可分など陰陽についての概論をお伝えしました。

陰陽の分類は覚えるだけでは意味が無い、鍼灸治療で活かす考え方

陰陽可分とは、陰中の陰、陰中の陽、陽中の陰、陽中の陽

「素問」「陰陽離合論」
「陰陽者数之可十、推之可百、数之可千、推之可寓、寓之大不可勝数、…」

やっぱり視点や基準が大切です。

  • 何と対比しているのか
  • どういう機能をとたえているのか

1万円は大金ですか?わずかなお金ですか?

どの額と比べるかで変化しますよね。

1,000円?10万円?1億円?

使う目的や状況によっても変化しますよね。

コンビニでジュースを買う。新車を買う。

陰陽を鍼灸治療で考えてみる

前回捻転での補瀉法でも書きましたが、男女で捻転方向を変えるなど矛盾が多いことをお伝えしました。

鍼灸治療の捻転補瀉について考えよう、なんか矛盾が多いぞ

鍼灸治療の場合、補か瀉という手技を利用して、陰陽を調整します。

補や瀉を決めるとき、どうしていますか?

  • 脈で決めていますか?
  • 舌で決めていますか?
  • 問診で決めていますか?

どれも正しいですね。

得られる情報は多いほど良いでしょう。
どれかに偏った診断法は非常に危険です。

そして、何より大切なものは患者さんそれぞれの基準が違っていることです。

冷えの体質と思える症状でも、個人差がでてくるはずです。

元々冷えの体質の人が、環境などによって熱の体質になっている。
冷えに視点をおくのか、熱に視点をおくのかはっきりわかりません。

脈や舌でわかる!という先生もいるかもしれません。
しかし、初見で断定はできないはずです。

結果的に経験則に基づく、視点や基準が必要になってきます。

じゃあ俺たち新米鍼灸師は結局治せないのか・・・

あきらめないでください!!

私は初回から100%で治そうとは思っていません。
50%位で良いと思っています。

辛い症状が半分になるだけでも患者さんは楽になります。

私が指導している先生方にも同じように伝えています。脈などの客観性に欠けるものを重視するのではなく、患者さんにも理解してもらえる基準を重視しています。(バランスや呼吸)

初めての患者さんの体質・体調の全てはわかりません。
自分の設けた、視点や基準が該当しないかもしれません。

100%で施術して良くなれば良いですが、刺激量過多でダルさを与えてしまうのは良くありません。(好転反応と正当化する先生もいますが。。)

痛みのグラフ

施術回数と痛みの改善イメージ

まとめ

陽は放散、拡散、外方向への属性
陰は凝集、収束、内方向への属性

物事には基準や視点を定めるのが重要です。

陰陽可分の考え、陰中の陰、陰中の陽、陽中の陰、陽中の陽
基準が必要です。

鍼灸治療も基準が必要です。
しかし、臨床の場合、基準や視点は経験則に基づくものが多いため注意が必要。

教科書的に陰虚に該当している。陽虚に該当している。
ではなく、患者さんの体質などでの基準が必要。

初診患者さんの場合、全てはわかりません。
刺激量過多で患者さんにつらい思いをさせてはいけません。

初回から100%で治そうとは思っていません。
50%位で良いと思っています。

辛い症状が半分になるだけでも患者さんは楽になります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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