鍼灸治療の課題矛盾が多い東洋医学だからこそ客観性のある情報が必要です

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鍼灸治療をしていて、施術の効果がうまく上がらない時があると思います。

先生はどうしていますか?

  • 鍼灸師仲間に相談したり、先輩鍼灸師に相談していますか?
  • それとも、ご自身で古典や解剖学を調べているのでしょうか?

治療に関するダメな質問、ダメな回答

ダメな質問その1

右の腰から太ももの裏にかけて痛みがある患者さんです。
どうすれば良いでしょうか?

こういう質問の仕方だと、答える方は何も回答できません。

わかりますよね?

まず、ここまで極端な例は無いでしょうが、女性で中肉中背、◯ヶ月前から夕方に特に痛くなり、最近はたまに痺れます。
情報がプラスアルファされてもこれではまだ回答できません。

患者さんの全体像がありません。

ダメな回答

委中や承山とかイイよ

こういう回答の仕方だと、質問した方は「それはやっているよ」となるのでは?

  • なぜ、そのツボなのか?
  • そのツボ以外ではダメなのか?
  • 左右使うのか?それとも患側だけ・健側だけ?
  • 鍼なのか灸なのか
  • 手技は補なのか瀉なのか?

こういう回答をする先生は多いでしょう。

質問する側の質問力が無ければ答えにくいでしょう。

情報が乏しければ「一般論として」回答してもよいでしょう。

ダメな質問その2

右の腰から太ももの裏にかけて痛みがある患者さんです。脈は沈です。

脈診の情報が入ってきましたが、脈診の課題として、客観性が乏しい事があります。

  • 本当に沈脈なのか?
  • 沈脈だったとしても、悩みの症状に関係しているのか?

脈や舌の情報は必要です。

しっかり判断できている先生の場合、寒熱・気血などに対するアプローチはできているはずです。

良くならない場合、体質が悪いか、他の情報が欠けている場合です。

他の情報とは患者さんの全体像です。

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患者さんの全体像が必要です

  • 前後屈の可動
  • 左右側屈の可動
  • 左右回旋の可動

鍼灸治療の共通言語を増やす。シンプルに身体を3つに分類しよう

私の場合、最低でもこの3つの情報が無いと回答ができません。

内科的な疾患なら脈状、舌診の情報は必要になります。

右の腰から太ももの裏にかけて痛みは3つの情報があれば、何が原因なのかは大方わかります。

バランスの悪さが原因なのか、内科的な要因が原因なのか、バランスの情報があればハッキリします。

例えば、右足に体重をのせる立ち方をしている患者さんなら、いくら鍼をしても治りませんよね。
立ち方の指導をするのが重要です。

鍼灸治療の課題

学生時代の授業で習った事や、臨床実習で習った事に共通する事があります。

ベッドの上で完結させている事です。

私の卒業した学校が経絡治療がメインだった為でしょうか?

  • 問診はベッドに座った状態か、横になってもらっていました。
  • 脈診や腹診はもちろん横になって検査。
  • 右の腰から太ももの裏にかけて痛みがある患者さんなら、SLRやパトリックテスト等をベッドの上で検査。

鍼灸治療を受ける方は、日常動作で悪くなっている人がほとんどです。そしてほとんどの人がそれに気がついていません。

ベッドの上でやる検査も必要です。
しかし、普段の姿勢を診る必要があるのでは?

観察力が上がっていけば、検査する前から解ってきます。

問診の課題

初回から、好みの味だったり、女性に月経の状態を聞く先生がいます。

好みの味で五臓の状態を確認したり、月経で寒熱や、気血の状態を確認できますが、初回の問診で本当に必要でしょうか?

鍼灸治療に来院する症状の8割位は、肩こりや腰痛など運動器系の疾患でしょう。

技術のある整体の先生は、寒熱や気血の状態など知らなくてもしっかり治療できています。

だからこそ、繁盛して地域に根付いています。

だったら鍼灸院もこういう質問をする時間があれば、まずは他の検査に時間を使った方がいいのでは?

治りが悪い患者さんには、後から聞いても遅くは無いでしょう。

とくに男性鍼灸師の場合、初回からいきなり、腰痛の女性患者さんに「月経は?」という質問は止めましょう。

実際の臨床現場では、最悪セクハラとして訴えられるかもしれません。

どうしても聞く必要があるなら、しっかり前置きをしてから聞いてください。

良い治療だったり、治療の継続は、患者さんとの信頼関係が必要です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ご質問もおまちしています。

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