心に関係する舌診と脈診、脈診の上達法はざっくり診ることから始める

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心の診断にも脈診や舌診が利用されます。

心の脈診と舌診

心は舌に開竅しています、舌は心の苗

舌には血流が豊富なので、心の状態が反映されやすい。

舌の動きは言葉と関係しています。心の知能や言語と関わる機能との関係から、心の状態が舌の動きに反映されます。

もちろん言語は舌だけで行っていませんよね。口の形を変えて発音しています。そう考えると、口全体、口唇も心との関係性がうかがえます。

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舌の診断、舌診は行っていますか?

脈より客観的に診断できると思っています。臨床に取り入れていない先生はまずは自分の舌を診ることから始めませんか?

さて、舌診の場合、心の状態は先端(舌尖)に現れます。
ちなみに肺の状態も舌尖に表れます。

舌尖が赤くなると

  • 心に熱がこもる
  • 血や陰が不足して相対的に熱の勢いが強い状態

点刺という、舌の表面に赤い小さな突起がいくつも出てきます。
心の熱が強くなっている状態です。

舌診点刺

舌全体の色は、血の影響を色濃く反映します。
血脈をつかさどる心の状態が反映されやすいです。

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心に関係する脈診は

左の寸口脈(3本指をあてる手関節側)に心の状態が表れます。

この箇所は細脈や弱脈など虚の脈になる事が多いです。
他だと、心の以上は脈の速さに反映されやすいです。

  • 心火亢進などは数脈(さくみゃく)、脈拍が早くなります
  • 心気が不足する状態では遅脈(ちみゃく)、脈拍が遅くなる

脈診が解らないとお悩みの先生へ

左の寸口脈は心と関係、教科書的にはそうなっていますよね。

だけど、鍼灸臨床では
左寸口脈=心とは考えない方がいいです。

解剖学的に斜角筋や小胸筋だったり、肋骨や鎖骨の状態や緊張が無くなるとそれだけで脈が変わる事は多々あります。

寸口脈=心だったらこれくらいの事で脈は変わらないのでは?
だからざっくりと、「左側の上の方に異常があるなぁ」で良いと思います。

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脈診はざっくり大きくとらえましょう

脈診が解らないと嘆く先生は結構多いと思います。

その原因として考えられるのが

  • 学校教育やセミナーなどでいきなりレベルの高い事を教わっている
  • 脈の変化を実感した事がない

この2つでは?

学校教育やセミナーなどでいきなりレベルの高い事を教わっている

実体験として、これは多いのでは?

先生はいかがでしょうか?

脈が診れたら格好良いですよね。
ただ、わたしも脈診に自信があるかと言われれば「無い」です。

学校で教わる脈診だと

  • 患者さんはベッドに横になり
  • 腕は軽く胸や腹あたりに置いてもらい
  • 術者は患者さんの横に座り、体を横倒しにしながら両方で脈を診る

ベッドへ横になれない患者さんは、臨床をしているとたくさんいます。
ぎっくり腰や重度の寝違えなど。

最初からレベルの高い脈診を教わっていると、いつもと違う状態になってしまうと確実にテンパッてしまいます。

術者の脈を診る姿勢も疑問を感じませんか?

左右の脈を均等に診るためにこういう姿勢になっているのでしょう。
しかし、握力の左右差だったり、術者が楽では無い姿勢で診て客観的に診られるでしょうか?

ベテランの先生にはできるんでしょうね?

わたしの脈診の場合

  • 脈は片手ずつ診ていきます
  • 座っていようが、立っていようが関係無く脈を診ます
  • 患者さんがどんな姿勢でも変わらない脈が本質的なものと考えています

脈はあくまでも診断ツールの1つです。
重視し過ぎないように!

臨床と学校・セミナーでの実習は違います

遅刻してくる患者さんもいます。
ダッシュで脈なんて乱れまくりのビッグウェーブ(大波)です(汗)

予約が詰まっていると、「脈が落ち着くまで待つ」そんな流暢な事はいってられません。

学校の講師やセミナーで「脈が落ち着くまで待ちましょう」と言っている先生は、臨床では繁盛していないのでは?と疑いたくなります。

脈の変化を実感した事がない

脈は診ているけど、治療結果が解らない先生もいると思います。

  • 患者さんの状態がかなり悪いか
  • 治療プランの間違い、もしくは刺激量の問題

患者さんの状態がかなり悪い場合

脈以外にも状態が悪いのがわかるでしょう。痛みの改善が乏しい、舌の状態が悪いなど。

患者さんへの説明が必要になります、適切な通院プランを提案しましょう。

治療プランの間違いの場合

他の診断材料をピックアップしておきます。
お腹の状態だったり、舌の状態、体の傾きやねじれの状態、筋骨格系疾患だったら、僧帽筋や殿筋、下腿三頭筋あたりの筋緊張をピックアップしておきます。

脈の変化が乏しくてもその他の診断材料に変化があれば良しとしましょう。

刺激量が問題の場合

鍼の番手を変えるのが手っ取り早いでしょう。

2番だったら3番に、3番だったら4番に

自分自身に鍼をして脈が変わるか確認しましょう。

それでも変わらないなら、手技を見直します。

鍼は鼓舞(補)させるか抑制(瀉)させるかこの2つと考えています。

私自身は手技テクニックを施しやすいので中国鍼を利用して補瀉しています。

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終わりに

心のネタで書くつもりが脈のお話で長くなってしまいました。

脈はあくまで診断ツールの1つです。
解らないとあきらめないで、軽い気持ちでトライしていきましょう。

脈や舌の基本を勉強するならこの本はオススメです。
1冊で両方書いてあるのでわたしも重宝しています。

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