肺は鼻に開竅、東洋医学の肺は防衛して必要な気を取り込む、治療は列缺をつかう

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肺は生命体と外界を隔てる外殻となっています。
わたしは大気圏のようなイメージをもっています。

  • 外敵(邪気)の侵入を阻止
  • 外環境から内部を保護する緩衝帯
  • 外部から呼吸によって天空の気を取り込んで、汚れた気を排泄。

現代医学からの視点で考えると

  • 防衛、免疫、呼吸、汗腺調節などの機能をコントロール
  • 呼吸器、鼻、皮膚、汗腺などの器官
  • 部位的に体表、胸部、上半身に関係してくる

肺は鼻に開竅する

肺の開竅部である鼻と表裏関係の大腸

肺は生体を隔離する役割と天空の気の取り込み口としての機能を担っています。
そこの役割として鼻があります。

単なる空気の通り道だけではなく、複雑な構造によって異物をブロックする機能もありますよね。

鼻の粘膜構造は皮膚の表皮構造と似ています。

皮膚のように外邪を単純に追い払うことができない場所で、多くの津液を表層に配して、異物の移動を容易にしています。

肺の機能をそのまま表しているのが鼻では無いでしょうか?

鼻はくしゃみができますけどね。

気の出入り口として外界から気をとり込んだり、邪気の侵入を防ぎ最終的には追い払って排除してくれています。

乾燥した冬の季節は、肺も鼻も適度な潤いが必要ですよね。

肺に属する表層の皮膚をたどっていくとスタートは鼻で、最後は肛門や大腸に至ります。

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肺と大腸は表裏の関係にあります

消化管の続きで、口を開ける行為によって外界と通じています。
脾胃の機能の部位に続いています。

機能や構造を考えると、津液を吸収していますが、腸管内の残渣物を排泄する機能が肺に似ています。
不要なものを追い払う肺の役割に属する側面を持っています。

粘膜としての層構造も皮膚と類似しています。

腸が汚れていると皮膚も汚れる(肌荒れや皮膚疾患)事がよくあります。
最近は腸内環境を整える事が大切というイメージが一般にも浸透しています。

肺は生体と外界の境界に位置しているので、体全体をバリアのように包み込んで身体を守ってくれています。
必要なものは身体に取り込みます。
不必要なものを排泄したり、入らないように防衛しています。

肺の働きが弱ってくると色々な病気にかかってしまいます

  • 鼻の病気
  • 皮膚の病気
  • 大腸に関係する病気
  • 一部のむくみに関係する病気
  • 発汗に関係する病気
  • 感染症やアレルギーなどの免疫系の病気

イメージできるのは、身体の表面(体内での外界と触れる箇所)で、外から侵入しようとするものや、環境の影響を受けないように防衛してくれています。

防衛力が弱ってしまったり、防衛力を上回る邪気が入ってしまうと病気になってしまいます。

肺の機能の本質は宣散と粛降

身体全体を包み込み、表面においては防衛して内側を守り、外に対しては宣散(発散)して追い払います。

内側でも肝気をコントロールして、粛降によって津液を腎に誘導します。
内側でも追い出す(発散)役割を担っています。

必要なものはもちろん取り込みます。

鍼灸治療の実際、列缺を要穴として使う

少ない取穴で治療しているわたしの場合、肺に関係する疾患の時に列缺を使う事が多いです。
その他だと肺兪、太谿、曲池

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治療は同じ施術を繰り返す。技術が向上しない人に共通する3つの事

列缺を肺・胸・喉・熱発・経絡上の筋骨格系疾患の症状に使用しています。

基本は実証に利用するので瀉法が多くなります。
もちろん、体弱の人には補法にしています。

肺を補う場合は、肺兪を利用したり、太谿を利用します。
肺腎同源ですね。

身体全体にはたくさんのツボもあります。

神業を持つ先生だと、全身のツボから適時選択して治療ができると思います。
わたしは神業を持っていません。

弁証だったり、取穴だったり、迷いは患者さんに伝わります。
勘違いしている自信家の先生には無いかもしれませんが(汗)

迷いは患者さんを不安にさせてしまいます。だから使用穴を絞って治療しています。

使用穴を絞ると3つのメリットがあります

  • 刺鍼技術があがります。
  • 局所解剖の知識があがります。
  • 取穴による効果測定ができます。

もっとメリットはあるかもしれません。

・同じ部位を使う事により、得気の出方、刺入の角度、深さなどの経験が蓄積されて、患者さんへの響きの説明だったり、負担を軽減させられます。

・局所解剖の知識も深掘りできるので経絡や臓腑からの考え以外に、神経や血管、筋肉の状態からも取穴の参考になります。

・同じ取穴を続けることで、「何がよかったのか、何がダメだったのか」判定できます。
臨床数が少なくてもデータが構築できます。
「前回は◯◯穴、今回は◯◯穴をつかってみよう」
これだと効果があっても、次回も効果があるかわかりません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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