鍼灸治療で肝は血を蔵すと考えるより適切に配分するのが肝の役目、調整は肝の仕事

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前回は肝の疏泄について考えてみました。今回は血を蔵す、筋との関係です。

鍼灸臨床ではどう考えると良いのでしょうか?

肝は血を蔵す

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肝は血を蔵すと言われています

東洋医学的な肝と、現代医学の肝臓は違っているというのは理解されていると思います。

  • 血は巡ることによって機能しています。
  • 血は滞ることによって病態を意味しています。

蔵とは

蓄える場所という意味ですが、その目的はそこから搬出して活用するためのもの。
必要なときに必要に応じて供給できるようにするための役目を持つ。

蔵血とは

肝が血液を蓄えるというイメージより、血液調節によって適切な配分をするイメージの方が良いでしょう

肝の役目

自律神経を介した血管や神経の働きで血管の拡張や収縮を調節する。
そのことで血液の流れを調節し「血」の体内での配分を調節している。

そのために肝の病態は血の病態と関係が深いですよね。
肝の機能の良し悪しよって、特定部位における血の過不足が左右されてしまいます。

  • 肝血が不足する肝血虚
  • 血の滞りによる血瘀
  • 血と関係の深い皮膚や毛髪の異常、しびれ、睡眠障害などの症状を呈してきます。
  • 排卵の調節をしているのも肝
  • 月経機能などのホルモン機能とも深く関わる。
  • 月経周期の乱れとして諸症状が表れる。

肝は筋をつかさどる

肝の関わる「筋」

筋肉とは考えないように、筋肉というよりも腱や筋膜として捉える方が良いでしょう。「スジ」と読んだ方がしっくりします。

肝と血との関係から筋を考える

筋肉に血を供給することで働きをつかさどるという解釈なら、脾が四肢をつかさどるとする脾の運化作用による精血の供給機能とさほど大差ないです。

似た作用をわざわざ、肝でも取り上げるのはちょっと変な感じがしませんか?

脾が筋肉に対してエネルギー源を供給しているなら、

鍼灸治療に活かす【脾は後天の本、気血生化の源、運化、統血】という考え

  • 肝が随意筋の円滑な運動を調節する機能
  • 筋の収縮弛緩のタイミングを調節している機能
  • 屈筋群と伸筋群の収縮度のバランスを調節している機能

それを、「肝が筋をつかさどる」と考えてみると良いのでは?いかがでしょうか?

鍼灸治療の臨床

私の場合、鍼灸の臨床で「肝」を考える時

肝=血(陰)=静
胆=気(陽)=動

体陰用陽

肝と胆、2つではじめて疏泄などの肝の調整ができると考えています。

そして、肝の調整には陽陵泉を用いる事が多いです。

八会穴でいう筋会

血の不足が考えられる場合は、膈兪だったり、三陰交を用いる事が多いです。
膈兪は八会穴だと血会ですよね。

取穴はできるだけ少なくするのが私のスタンスです。

そして初学者でもすぐ臨床で使えることを考えています。

神業を持つ先生もたくさんいますが、鍼灸院を開業して家族を養うためには何年、何十年とかかる神業より、素人でも治療ができる手技の方が絶対いいと思っています。

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