肝と関係が深い「血」「風」どちらも肝の持つ性質を理解する治療には陽陵泉を使用

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肝の性質は縦横無尽に自由自在に動くイメージです。
東洋医学の場合、自然界と照らし合わせて考えます。

鍼灸治療で必要な考え、身体は小さな宇宙、物理の原理を治療に取り込む

いったい何と同じ性質でしょうか?

肝風と肝血

肝の自由自在に動く性質は風(かぜ)の性質

生理的な風の役割は、肝の疏泄と同じと思いませんか?

疏泄とは、身体全体に気・血・津液を順調に巡らせる機能になりますね。
必要なところに必要なだけ配分する調整機能を担っていることになります。

肝は疏泄をつかさどる、イライラ肩こりの人は肝の異常が疑わしい、鍼灸でどう対応するか
疏泄とは、身体全体に気・血・津液を順調に巡らせる機能になりますね。 必要なところに必要なだけ配分する調整機能を担っていることになります。 …

自然界においての風

  • 風が吹くことによって熱が奪われる(熱が大気中に放散するのを強める)
  • 香りや花粉のような目に見えない物質を放散させている
  • 風の性質は気を広い世界に放散させる
  • 焚き火を強くするには風を使って大きくする

風が吹けば桶屋が儲かる?(スミマセン、嘘です)

生体においての肝

中心部に蓄積されている気を肝の疏泄によって引き出す。

肝と風のイメージはできましたか?

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肝と風

肝風(かんぷう)・・・風の性質を持つ肝の病態。

特徴

  • 突然発症する
  • 病状病態が急速に変化する
  • いろいろ場所に移動しながら発症する
  • けいれん、四肢麻痺、眩暈、卒倒、昏睡、耳鳴り、悪心、動悸などが起こりやすい
  • 中枢神経系にみられるような急性の疾患(てんかん、脳血管障害)などにも一致するでしょう

内風とは体内の病的な状態から風が発生するもの

陰(身体の潤い成分)の不足で風が生じる
陰虚生風、血虚生風、肝風内動

外風とは風の性質を帯びた邪

風の性質を帯びた邪とは、生体の機能に支障をきたすものを指します。
外界から体内に侵入すると身体の中で異常を引き起こす病態

感染症がわかりやすいですね。ウイルスや細菌などが体内に侵入して引き起こす。
気温の変化などによって引き起こされる自律神経失調を介する感冒など。

風邪というと外風をイメージして「肺」と関係と思いがちですが、内風と外風を理解できると、肺だけでなく肝にもアプローチするのも一案とわかりますね。

肝と血の関係

血を蔵すイメージがありますが、血を蓄えると考えるよりも、血の流れを調節するのが肝のお仕事と理解した方がいいです。

血流の配分調節は、血管の収縮弛緩によって行われています。
肝の機能が、自律神経を介した血管神経に作用して血管の拡張や収縮を調節。

その結果、血液の流れを目的の方向に配分するように調節しています。

肝と自律神経の関係

肝の自律神経系に対する作用は交感神経系と関連が高いです。

  • 活動
  • 代謝を促す
  • 燃焼
  • 消費

生理的には血管の収縮拡張を調整することで、必要部分への脈管の拡張と、不要部分の脈管の収縮とのバランスで、目的の方向に多くの血を誘導することに機能的な役割があると考えるべきです。

肝の作用によって誘導する方向は遠心性、肝のもつ疏泄条達の性質と一致します。

鍼灸治療の実際

鍼灸の臨床だと、過不足より流れを変える事を優先して考えた方が良い場合が多々あります。

鍼灸治療はもっとシンプルに!過不足よりは巡りを良くすることを考える

肝の性質を理解すると、「肝の調整がいかに必要か」が理解できると思います。

肝の調整には陽陵泉を用いています。

脈を診ていると尺脈が触れられない状態でも、陽陵泉だけで力強くなってきます。

肝の機能が重要だと、臨床現場では良く実感します。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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