肺の防衛機能を高めるには津液が必要、気血津液で忘れがちな津液の重要性

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肺は機能的に生体の外殻に位置しているとお伝えしました。
人の身体の構造的に外殻に相当するのは皮膚になります。

今回は肺と皮膚と津液の関係です。

肺と皮膚と津液

肺は皮膚との関係が深いです

皮膚は外界と接している場所なので、鼻から入って肺の粘膜にそのまま続いて、大腸の粘膜までの繋がりとして肺と関係しています。

ただ、それで考えると現代医学でいう胃なども肺と関係しているのでは?と思いませんか?

私自身、東洋医学は矛盾が多いものだと思っているので、できるだけ自然界だったり、現代医学に置き換えて考える事にしています。

だけど、無理に置き換えようとしたり、無理矢理に他の古典から引用したりすると結局矛盾を作ってしまいます。

イメージしにくいものは、そのままスルーしたり、今後の課題として置いておきます。

学生時代に、矛盾点を質問すると逆ギレしたり、話をすり替える先生もいました。

反面教師として役立っています(笑)

 

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肺と皮膚との関係、どちらも潤い(津液)が必要です

皮膚は「皮」と「肌」に分けられます。
皮は現代医学的に言えば表皮になります。

角化層からなる表皮は

  • 外界からの物理的または科学的衝撃を吸収している
  • 損傷を修復するための構造
  • 緩衝帯としての防衛機能を果たす。

バリア機能として、肺と同じですよね。

表皮には血液は流れていません。
そこで必要な機能を果たすために必要なものが潤いです。

津液が重要になってきます。

皮膚にいる常在菌も存在するためには適度な潤いが必要です。
肺は皮脂腺や汗腺の分泌調節もしており、津液の調節をしてバリア機能をコントロールしています。

肺を鍛える事として乾布摩擦もご紹介しました、わかっていると思いますが、潤い不足による皮膚疾患には指導しないでくださいね。

場合によっては、皮膚炎の原因になります。

乾布摩擦→皮膚を鍛える→自律神経を調節→肺の防衛機能調節に役立つ

このように考えてみてください。

皮膚の乾燥には鍼治療より、即効性のある保湿の指導を徹底した方がいいです。

もう一つのバリア機能それは腎の機能

肺のもつバリア機能は衛気の機能と考えて良いでしょう。

肺のもつ機能としては、

  • 生体の内側では、気や津液などが漏れないように防ぐ。
  • 生体の外側では、外邪を侵入しないように防ぐ。

腎も防衛力をもっています。

吸収することによって防衛しています。

腎の防衛は生命の危機に関わる状態に対して、邪気を封じ込める形で防衛しています。
メラニン色素、肉芽形成、繊維化など細胞レベルの免疫と関係しています。

腎の防衛機能は自己免疫に関係した疾患と関係が深いです。

身体の構成要素、気・血・津液、少し忘れがちな津液ですが・・

「気血を補って元気になりましょう。」

なんて言葉を使ったりしますが、津液は忘れがちです。

身体の構成要素なのでしっかり身体にいいことしてくれています。

  • 発汗で外邪を追い払う
  • 鼻や喉の粘膜に付着した外邪を排除するために、津液の分泌によってくしゃみや咳などで追い払う

どちらも肺の機能と密接な関係があります。

外に出す肺の宣散の機能を正常におこなうには、津液の存在は必要になります。

他に津液は唾液や胃液、大腸の粘液などにも関係しています。

冬の寒い時期は乾燥しています。

津液不足によって皮膚の潤いが低下、そして肺の防衛機能が落ちて感冒にかかる。

患者さんへの指導として、手洗い・うがいはもちろんですが、保湿の重要性をお伝えすると喜ばれるかもしれませんね。

マスクの着用は、粘膜構造の保湿になっていますね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ぜひ、シェアしてください。

ご質問もおまちしています。

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