少数穴治療で効果を出す方法!一針ずつ取穴する鍼のイメージ

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鍼灸師は鍼を使います。

当たり前ですよね。

しかし、鍼の本数は術者の技法や、患者さんの病態によって変わりますがどうしてでしょうか?

私は独自のシンプルスタイル鍼法を使用して、少数穴で治療しています。

少数穴治療は難しい事ではありません。ひよこ鍼灸師(資格取得数年)や、たまご鍼灸師(鍼灸学生さん)にはぜひ試して欲しい事です。

なぜ、少ない本数で治療ができるのか?その理由についてお伝えします。

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1本ずつ鍼を打つ

学校教育で習った鍼技術の場合、例えば腰痛なら

腎兪

大腸兪

志室

委中

だいたいこのような経穴に鍼を打つ、パターン化された事を習うと思います。

どの経穴も反応が出やすい経穴なので間違いではありません。

しかし、治療後にどの経穴が有効だったかわかりますか?

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技術向上には効果測定の内容で決まります

経穴の選択

左右の選択
患側に取穴するのか、健側に取穴するのか、巨刺」(こし)、繆刺(びゅうし)

順番の選択
患部より下を取穴するのか、患部より上を取穴するのか、上病下取、下病上取

刺激量の選択

鍼の太さ

太い方が刺激量が多くなりやすい。

天人地(取穴の深浅)

刺入の深さを調整、深く刺入する方が刺激量が多くなりやすい。慢性化した疾患の場合深く刺入する場合が多い。

刺入時間

脈の変化によってコントロールする。置鍼の場合、脈が強くなりすぎたり、弱くなりすぎないように注意。

補瀉の選択

取穴によって、鼓舞しているのか、抑制しているのかを脈によって確認する。

身体が虚している場合、補法が基本。

こういう事を考えながら刺鍼できていますか?

局所治療も時には必要になります。しかし、経絡という考えがあるなら、腰痛の場合、腎兪・大腸兪・志室・委中に同時に鍼を打たずに、最初は委中のみにしてみましょう。

普段の施術より少し時間はかかるかもしれません。

患者さんに、「まだ治療の途中ですが、腰痛の感じはいかがですか?」と、聞いてみてください。

何かしらの変化があれば、次回は刺激量などを変更して効果測定をしてみましょう。

患者さんが、「とくに痛みは変わりません。」というのなら、次回は委中を使わない選択ができるはずです。

本数が多いと効果測定ができないばかりか、悪化する場合があると古典にも書いてあります。

百病一針為率、多則四針、満身針者可悪

意味は病を治すのには1鍼でよい、多くても4鍼。たくさん鍼を打つと悪化する。

医学入門、雑病穴法:中国明代 李梃著

詳しくは過去の記事
最初から痛みのある箇所に鍼は打たない!鍼の効果とその功罪

一針ずつ取穴する鍼のイメージ

今、あなたは静寂につつまれた静かな沼にいます。

その沼に小石を1つ投げ入れてみてください。

そうすると水紋ができますよね?

この水紋が「気」のイメージです。

水紋がゆっくり広がりやがて対岸にたどり着いたと思います。

このようなイメージで治療してください。

これが、同時に小石をバシバシ投げ入れてしまうと、水紋同士が干渉して、打ち消し合う事になるでしょう。

そうなると水紋は対岸にたどり着けません。

鍼に置き換えると、たくさん鍼を同時に打つと、鍼同士が干渉しあって、効果は限局されたものになるでしょう。

それどころか、乱れてしまい悪化する可能性もあります。

同時に鍼をするとしても、経穴同士の作用をUPする配穴で、最大2本位にしておきましょう。

局部取穴多、療効却平凡  一針直接中的、沉疴厥疾反

穴をたくさんとるとその効果は出ない。一針で直刺すれば重患が逆に治る。

過去の記事より
鍼灸資格取得1年目でも迷わず行えるとってもシンプルな補瀉の手技

まとめ

たくさん同時に取穴すると、効果が出にくい場合がある。それは水紋がゆっくり広がり、やがて対岸にたどり着くイメージで治療できないから。

技術向上には効果測定が必要です。

治療時間が最初はかかるかもしれません。しかし、技術を磨くには必要な方法です。

四診により、臓腑・経絡を正しく把握すること、四診により選穴は変わるが、大きく何経を取るか決めてから要穴を選びましょう。

経絡の流れに迷いを生じないように一針を順序よく運ぶこと。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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質問もおまちしています。

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