心小腸は表裏関係、尿など排泄に重要。経絡では筋骨格系に利用する小腸経だけど

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臨床で「小腸の異常だな。」そう思って鍼灸治療していますか?

臨床では浮腫みや冷えに関わる、水に関係する症状が多いです。

小腸は水をわける

心は小腸と表裏の関係

小腸は液をつかさどります。小腸は飲食物の清濁を分け、水穀の精微を吸収すると同時に、大量の水液も吸収します。

小腸者.受盛之官.化物出焉.◆黄帝内経、靈蘭祕典論篇第八.

胃から物を受け取って、清濁にわけて、膀胱と大腸に振り分けます。

小腸が尿の生成と関連しているので、小腸の異常が血尿や膀胱炎の原因になる考え方もできます。

なぜなら心と小腸が表裏関係にあり、心火を引き下ろしてオシッコから排泄する。

生薬の山梔子が清熱薬として有名です。山梔子が体の余計な熱を排尿する効果は心と小腸の関係で説明できます。

山梔子

学校の東洋医学概論の授業では、尿の排泄や津液代謝を考える時に小腸ってあまり出てこなかった印象ありませんか?

先ほどの山梔子でもそうですが、心火を引き下ろして、小便から排泄する作用があるので小腸は無視できません。

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通常の津液代謝を考えよう

脾から肺を経由して全身をめぐった後に腎に入り、膀胱から体外に排泄という流れです。

しかし、大量に飲水を行った場合や、或いは気化作用が低下している場合、津液を全身に巡らせる代謝は負担も多いし、異常事態です。

迂回路としての排泄する経路が小腸と膀胱の関係になります。

鍼灸臨床での水に関わる治療を考えよう

鍼灸の臨床では水に関わる穴はたくさんありますね。
どこの穴をチョイスするかが重要です。

教科書に書いてある穴を全部使えば良いなんて考えないで下さい。

「数打ちゃ当たる」発想は確かに当たるかもしれません。
しかし、技術&経験はアップしませんよ。

水を分ける機能が落ちているようなら水分穴へのアプローチ

名前からみても水を分ける機能があるのは理解できますね。

臍上1寸。

イメージは小腸の機能そのものですが、残念ながら小腸の募穴は関元穴です。

しかし、水を分ける(中焦付近)ポテンシャルは高いです。

冷えも強く水を分ける機能が落ちているようなら関元穴へのアプローチ

関元穴は足三陰経と任脈の交会です。そして小腸経の募穴ですね。臍下3寸。陽を強くするならココ!です。

もっと下焦に関わる状態なら中極穴へのアプローチ

中極穴は足三陰経と任脈との交会です。関元より下、臍下4寸に位置しています。膀胱経の募穴ですね。

おそらくこの3穴、水分・関元・中極の使い分けになると思います。

私自身は水を動かすのは大変なので熱を追加=関元を利用する場合が多いです。

  • もし、腎が弱っているなら腎兪や太谿。
  • もし、脾が弱っているなら脾兪や陰陵泉。

1つずつ、分けて考える力をアップすると、穴の選択が迷わなくなりますよ。

八会穴をもし九会穴にするなら

腑会  中脘
臓会 章門
筋会 陽陵泉
髄会 絶骨
血会 膈兪
骨会 大杼
脈会 太淵
気会 膻中

もし、水会を作るなら水分穴はいかがでしょうか?

水が機能的に流れるには小腸と膀胱がしっかり繋がること

経絡の流注は覚えていますよね?

手少陰心経手太陽小腸経足太陽膀胱経足少陰腎経の順につながっています。

手太陽小腸経と足太陽膀胱経は同じ太陽経で上下の関係です。

同じ名称の経に属する手と足の経は「同気相通」と呼ばれていて、機能的に関連しています。

水の流れの異常事態には、小腸から吸収された水液が全身を巡らずに膀胱に迂回することが可能となります。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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