鍼灸師になるために歩んだストーリーその2

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卒業。。ネパールへ、そして大きな壁に

学生時代、行動力のおかげ?なのか、クラス委員長や、自治会長をやっていました。

お陰で他専攻の方とも知り合いになれ、そのご縁で卒後すぐ、ネパールへ鍼灸ボランティアへ行くことに!

ネパール集合写真

ネパールという国をご存じでしょうか?2015年4月に大地震が起こりました。
地図でいうとインドの上、チベットの下です。貧困国のひとつです。

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国王が暗殺されて数年後に渡航したので、デモ隊と警察との争いが目の前で繰り広げられている。そんな不安定な時期でした。

初海外ということもありましたが、【とにかく通じない】、言葉から治療まで、何から何まで・・

「ナマステ」(こんにちは)

「タパインコ・ナム・ケホ?」(お名前は?)

その後、会話が続きません。。ジェスチャーで伝えたり、通訳をしてもらったり。

ある時、クリニックに7歳の女の子、サルミラちゃんが来院しました。主訴は顔面神経麻痺、日本だとなかなか診られません。それも7歳の子だと特にだと思います。

通常なら患部の顔面に鍼をして、電気を流す、通電治療がポピュラーかと思いますが、お母さんに抱っこされ不安から今にも泣きそうな子供に鍼をするのに抵抗がありました。

まだまだ、新米だった頃なので【技術もメンタルも未熟】だったと思います。

この出来事は今でも、これからも忘れてはいけないひとつだと思っています。

jiii

クリニックに来る患者さんは、重病・奇病が多く、日本だと鍼灸治療にこないような方も多く、【非力さ未熟さを痛感】しました。

学生時代に「鍼灸治療は何でも治せる」とおっしゃる先生もいましたが。。世界中の患者さんを診たわけでは無いと思いますが、いったいどこからそんな自信が出るのでしょうか。。

驚くくらいの下痢にもなりました。トイレを占領して、身体の水分が全部出たんじゃないかと思う位の下痢。。

「シャーシャー」と音が聞こえる程です。

鍼灸治療で治しました!!と言いたいとこですが、極度の脱水症状で、そんな体力も無く、現地の薬で治りました。

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帰国後、地元尼崎へ。医の中の鍼灸、大海を知らず

帰国後、燃え尽き症候群になってしまい、しばらく鍼灸から離れていました。

某関西有名テーマパークに勤めていました。東のTDL、西の・・・(笑)

その数ヵ月後、自宅から自転車で10分位の病院に勤務。ここでは鍼灸以外の医療関係者と対話、患者さんとの対話、すごく勉強になりました。

そして、【「鍼灸」の認知度の低さ】を実感

私:ここの痛みは腎虚がベースで不通則痛になり、お血も関係してますね。

スタッフ:??

まぁ当たり前ですよね。。しかし、驚いたのは、鍼灸師でも東洋医学的な会話ができない人もいました(汗)

学校により差があると聞いていましたが・・ここまでとは驚きました。

最近は【鍼灸学校も国家資格に合格すれば良い】という風潮。予備校化していると聞きます。

おばあちゃん事件

非常に忙しい病院で、鍼灸治療も一人でベッド3~4台を担当するところでした。
その時も3名同時に施術。

病院の方針もあり、自分のスタイルとは違う置鍼法(鍼を腰などに刺したまま15分位寝てもらう。)で施術していました。

80代の女性の方、いつもお孫さんのために朝5時に起きて、お弁当を作ってから病院に来院されます。

私:「○○さん、では背中に鍼が刺さっているのでこのまま15分位お待ちくださいね。」

おばあちゃん:「はい、わかりました。先生めっちゃいい気持ちやわぁ。」

他の患者さん対応の為、違うベッドへ。しばらく経ったころ・・

「ドスンっ」

すごい音がおばあちゃんのベッドの方から聞こえてきました。

私:「○○さん、大丈夫ですか!!」

本当にびっくりしました。おばあちゃんがあお向けでベッドから落ちていました。

おばあちゃん:「あら、眠ってしもて夢見てたわ。うちの布団で寝ていると勘違いして、孫の弁当作ろうと起きようとしてたわ。」

とくに痛みやケガも無く一安心でしたが・・・

背中の鍼が曲がっていました。

抜こうと思ったら抜けません。。。
どうやら落ちた衝撃で鍼が曲がったようです。

曲がった鍼の抜き方はありますがなかなか抜けません。

私:「夢の中でお弁当作る為に起きるとこやったんですね。」

世間話をしながらも、手は必死に鍼を抜く作業。背中はぐっちょり汗をかきながら。。
しかし、抜けません。

「アカン、こうなったらドクターを呼ぼう。」

そう思った瞬間

鍼が抜けました!
見事に曲がりくねった状態の鍼が・・・

本当におばあちゃんごめんなさい。<m(__)m>

それ以来、ご年配の方は特に目を離さないようにしました。

現在ではマンツーマンで短時間の治療なので、うつ伏せでいる時間も最低限、鍼の本数も数本なので、このような事は起きません。

しかし、施術する時の集中力をもっと高めないとダメと学んだ出来事です。

つづく

鍼灸師になるために歩んだストーリーその3
運動解剖学との出会い治療だけして「はい、治りました。よかったですね」これだけなら、なんら問題ありません。個人で開業しているならなおさら必要ないかもしれません。(ただ、そんなすごい技術をもっていても、潰れる鍼灸院がたくさんあります。詳しくはブ...

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